【山門に雲を吹き込む若葉かな】
先月行われた「仮名(かな)」の昇段試験で書いた作品が額装されてきました。
今回もなかなか手強い課題でしたがなんとか終了しました!
ちなみにこの句の作者は「正岡子規」で
読みは上記のとおりですが、作品は「変体仮名」を混ぜて書いて有りますので
そのままでは読めません。
「
山門尓くも越ふ起こむ若葉可那」
と書いて有ります。
「仮名文字」はさらさらと流れるような印象ですが、
実際には力強くぶつけたり、回転したりと、
強弱やメリハリがないと、ただの貧弱な細字になってしまいます。
まだまだ奥は深い...