【この道より 我を生かす道なし この道を歩く】
今年の春先に仕上がった作品ですが、今更ながら御紹介させていただきます。
この作品も昇段試験を兼ねたもので、
先生が生徒それぞれのイメージに合った言葉を選んで課題とされました。
自分にはこの「この道 云々」という課題を与えられ、
改めて身の引き締まる想いで書かせて頂きました。
これは小説家『
武者小路 実篤』の言葉です。
とても重い言葉ですが、無駄がなく簡潔で素直に心まで突き刺さる
素晴らしい言葉だと感じました。
まさにこの言葉は今の自分の心境であり、
決意を新たにさせられた作品となりました。
とても数年前の自分にはこの言葉は受け入れ難く、
拒否反応を示したに違いありません。
45歳になった今でこそ、何の迷いもなく
「
この道」を行く覚悟が出来ました。
「
道」は険しい限りですが、行くべき「
道」を見つけられただけでも幸せだと思います。
この言葉を選んでいただいた不空先生にも感謝いたします。